今回は転職活動の自己PRに、「リーダーや新人教育などの経験」を入れる方法についてまとめました。
転職の自己PRの場合は、やはりまず自分のスキルや成果を書く事が中心になります。
それらの内容を充実させる事はもちろん大切ですが、それ以外のアピールも出来る物は書き加えておきたいものですよね。
どんな仕事でも、ある程度の年数を経験した後に任せられる「リーダーの立場」や「新人・後輩教育」といった経験は特に重宝されます。
「自分のPRのポイントはそこじゃないから…」という理由で避けるよりは、面接官側に好感触を持たれる可能性の高い部分でもありますので、ぜひとも加えておきたいアピールポイントです。
今回は、リーダーや教育経験の書き方をまとめました。
20代後半と30代前半の自己PR方法
20代後半から30代前半の方の多くは、社会人になって5年から10年ほどになる方が多いかと思います。
経験年数から考えますと、一人で仕事をこなせるのはもちろん、幾つかの異動や後輩の育成、上手くいけば小さなチームのリーダーになっている方も多くおられます。
転職の際には、やはり「自分がどうやって成果を出したか」のアピールが大切になります。
そうすると、自然と自分がプレーヤーとして活躍した結果を書く機会が増えてきます。
その一方で、自分がリーダーやマネージャーとして出した結果を書いたりアピールしたりする部分が抜けてしまいがちです。
この「チームとして結果を出した」という部分は、将来の役職者や幹部候補を採用したいと思っている企業では、とても重視されます。
リーダー、教育経験のアピール方法
とは言いましても。
「自分は課長でもなければ、役職者でもないし、部下を正式に持った事なんてない」という方も多いかと思います。
40代の採用になりますと、当然、正式に部下を率いた経験などを求められますが、20代と30代前半は違います。
この年代では正式に部下を持っている人はまだあまり多くなく、その課の中で、後輩育成を普段の仕事のかたわらにしている方が大半かと思います。
面接官が注目していますのは、この部分です。
「その部下はどうなったのか。部下と協力して成果を上げられたか」といった点に注目しています。
アピールしておきたいのは、正式な役職者としての仕事である必要はありません。
「自分が成果を出すだけではなく、教育担当やリーダーとして、他の人も成果を出せるように出来た」という部分が特に注目されています。
教育やリーダーのアピール例文
この例文のように、自分が直接ノルマ達成をしたのではなく、「自分の教育した後輩が目標を達成した」というPRも非常に重要です。
こういった経験のアピールは、「将来、課長や役職者になった時に、その部下達をちゃんと育てられる」という強い証拠にもなります。
こういった形で、「個人で頑張る」よりも「チームで結果を出す」という表現は、面接の場でよく使われる好印象な言い回しです。
また、他の応募者が自分の結果しかアピールしていない中で、自分だけが「チームとしても出来ますよ」というアピールができますと、さらに内定になる可能性はアップするかと思われます。
まとめ
20代後半から30代前半は、「将来の役職者採用」とも言えます。
面接官の方も、今すぐ結果を出せる人だけではなく、将来の部下育成やチームリーダーの出来る人材を求める傾向があります。
自分の自己PRの中に、育成やチームというキーワードを入れておくだけで面接官の見る目が変わる場合もありますので、自分の実績以外のアピールも少し加えておく事でより良い転職になる可能性があります。
あなたの転職活動に幸ありますように!